2017年04月22日
やってる?
みんな歳を取れば、外出の機会も減る。ましてや夜ともなればなおさらだ。会社の接待利用も減り、今、風俗産業が衰退しているという。バー・キャバレー・クラブ・キャバクラ…。まっ、生活が質素になることはいいことか。それでもお世話になったほうとしては妙に責任を感じてしまう。昔、PTAの役員をやっていた頃、先生方の歓送迎会があった。お父さんさんたちは、1次会も早々に、すぐにでも両替町に繰り出したいのだが、こういう時にしか家を空けることができないお母さんたちがそれを許すはずもなく、当然のことながら2次会はカラオケ(お母さんのための)となる。「最近の歌、全然知らないし…」と言いながら、握ったマイクは絶対に離さない。いつしか時計は24時をまわり、シンデレラのドレスを着るのにはちょっと無理がある人たちを作り笑顔で見送り、ようやく安くて楽しいお店へ。そこでは、オヤジギャクばかりを連発する人。手相をみてあげる人。煽てられボトルを入れまくる人。とにかく手を握る人。2次会のカラオケでは1曲も歌わなかったのに、なぜかデュエットソングだけは歌う人。まさしく絶好のモニタリング現場。みんな、素が出て本当に面白い。そう言えば、フィリピンパブが大好きだった教頭先生がいた。いつも必死で女の子を口説いていた。先生、今頃、何をしているのだろうか…
明るいニュースもある。飲食店同様、性風俗も右肩下がりだが、あるカテゴリーだけは元気だ。それが〇〇〇と△△△。みんな、結局、こっそり、やってる…
ペット産業も調子がいい。なぜ、人は犬や猫に癒されるのだろうか? かつて哲学者のショーペンハウアー氏はこう言った。「動物はわれわれよりもずっと、現実の世界に生きることだけに満足している。人はそこに生きものとしての自然的な幸福を感じるのだ」と。赤ちゃんに癒しを覚えるのは、その存在が動物に近いからだ。「今」をそのまま受け止めて反応している。嬉しい時には全身で喜び、恐れがあれば怯え逃げる。目の前の事実と自然に逆らうことはない。信じることはする。するが、心配は想像しない。だから疑うこともない。動物の野生や本能をあらわにして生きていることを見せてくれるからこそ、ペットは人の癒しになるのだろう。
戦争という陰に隠れてテロは増えている。DV(ドメシティックバイオレンス)も、弱者(児童や小動物)への虐待も増えている。忘れてはいけないのは、人にも野生や本能があるということだ。が、それは普段、社会と文化に覆われている。悲しいかな、いくら法を強化しても、倫理教育を徹底しても、恐らく、不倫も暴力もなくならないだろう。抑えて抑え切れるものならばとっくにこの世から無くなっている。旧約聖書にこんな言葉が残っている。「自分が獣であることを人間にさとらせよ。人の生死と獣の生死に違いはない。人も死に、獣も死ぬ。どちらも息をする。人が獣にまさるなどと驕りたかぶることなどまさしくむなしい」と。人は理性的だし知的だ。その上で認めてしまうことだ。生きものだと。人工的なものが増えた今はなおさらだ。性欲。暴力。人はいつもどこかで野生に飢えている…
追伸
ボブ・ディラン(歌手)曰く、
「天才を天才たらしめるのは、本能だと思う」
スティーブ・ジョブズ氏が、こう言っています。「美しい女性を口説こうと思った時、ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい? そう思った時点で君の負けだ。ライバルが何をしようと関係ない。その女性が本当に何を望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ」と。つまり、自分の本能をもっと信じることだと。ヘアスタイルも同じです。流行に振り回されて、パーマやカラーをするのは止めましょう。髪が傷むだけです。それよりも月に1度、えり足を整えることです。清潔感が出て品が良くなります。第1印象が変わります。さらに大事なことは、それを習慣にすることです。カット1000円のサクラなら毎月カットができます。
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Posted by 小林史人 at 10:00│Comments(0)
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