2017年07月22日

やるの? やらないの?

やるの? やらないの?

アメリカのあるアンケート調査でこんな報告があります。90歳以上のご老人に、「90年の人生を振り返って、唯一、後悔していることは何ですか?」と聞いたところ、ナント、90%の人から同じ答えが返ってきた。「もっと冒険しとけばよかった…」と。

後悔にも2種類あります。やった後悔とやらなかった後悔。死ぬ間際になって多くの人があげる後悔は、圧倒的にやらなかった後悔。やってしまった後悔はだんだん小さくなる。けれど、やらなかった後悔はだんだん大きくなる。「やる」と決めて行動に移す最後のボタンが、勇気。「やる」「やらない」の差はこの勇気で決まります。じゃあ、勇気って何? それは知識でも努力でもない。そういう段階はとっくに過ぎていて、要は気持ち。それも失敗の恐怖を超える気持ち。「本気で心からそれを望んでいるか」という気持ちの問題です。だとしたら、「もっと冒険しとけばよかった…」と答えた90%の人は、本気で心から望んでいなかったということになる…

話は変わって。てんかん患者の治療ために、脳の中の脳梁という部分を切断し、右脳と左脳を切り離す手術があります。脳梁は、右脳と左脳をつなぐ橋のこと。もちろん命に別条はなく、意識もそのまま。ただ、右脳と左脳で情報交換がされない状態になるのだとか。ロジャー・ウォルトコット・スペリー氏とミカエル・ガザニガ氏の2人の学者が、この手術をしたてんかん患者にこんな実験を行いました。まず特別な機械を使って、患者の左脳には「鳥の足」を。右脳には「雪原」を見せます。その後に「自分が見たものと対応するカードを選んで下さい」という指示を右脳に出す。すると雪原を見た右脳は「雪かき用スコップ」を選んだ。雪原を見たあとに「雪かき用スコップ」を選ぶのはなんら不思議なことではありません。が、問題はここから。選んだあとに、「なぜ、雪かき用スコップを選んだのか?」と聞いてみた。右脳は言語能力を持っていない。持っていないから、この質問に答えるのは左脳です。しかし左脳は厄介なことに「雪原」を見ていない。矛盾が嫌いな左脳は考えた。「なぜ、鳥の足しか見ていない自分が、雪かき用スコップを選んだのか?」と。そして左脳はこう結論づけたのです。「鳥小屋を掃除するためにスコップが必要だった…」と。そう、人間の脳というのは、自分の行動に正当性を持たせるためだったら、たとえ嘘だろうと理由を作り出してしまうのです。自分に嘘をつき、自分の行動を正当化させる。「独立したい」と言っているのに、「もう歳だから」と言い、会社に居座り続ける人のように。本気で心からそれを望まなければ、冒険などできない…

最近になって、自分が常識からちょっとズレていたことを発見。仕事は創るものではなく、どうやら世間では仕事は与えてもらうものらしい。お金は稼ぐものではなく、どうやら世間ではお金は貰うものらしい。で、今ほどチャンスに満ち溢れた時代はないと考えるのは、どうやら世間では少数派らしい。圧倒的に高い日本のサラリーマン比率。それはそれできっと日本が豊かな証拠なのだと思う。少なくとも、そんな国であえて冒険などする必要はどこにもないのだから…

追伸

三木谷浩史(楽天会長兼社長)曰く、

「現代社会において最大のリスクは、人生を後悔することだと思うんです。金銭的なリスクなんて、ある意味、大したことではありません」

あなたがくだらないと思っている今日は、昨日亡くなった人が、なんとかして生きたかった、なんとしてでも生きたかった今日です。後悔は味わった後にしか気づけません。明日のために今日できることがあります。えり足は大丈夫ですか? あなたには見えなくて、他人には見える場所。それが、えり足です。えり足はいつも見られています。月に1度、えり足を整えましょう。確実に第1印象が変わります。そしてカット1000円のサクラなら毎月カットができます!


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Posted by 小林史人 at 10:00│Comments(0)人生いろいろ
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