2014年05月20日
ドライヤーで髪がやけどをする!?

髪に100℃以上の温風をあて続けると、髪をつくっているタンパク質が変質します。140℃までは軽い変質ですが、150℃で完全に変質します。ドライヤーの仕様はJIS規格で「室温が30℃のとき、吹き出し口から3cmのところの温度を140℃以下にすること」と定められています。これに準じて、ドライヤーの吹き出し口の部分からは、一般的には100~110℃くらいの温風が出ています。故に、髪から数cm離した程度のドライヤーの使用は、その都度、髪の変質をまねいていることになります。特にヘアカラーをしていて表面の髪だけが明るく退色してしまっている人は、ドライヤーとの距離に問題があります。最低でも15cm以上は離して下さい。
Posted by 小林史人 at 04:00│Comments(0)