2014年06月06日
変わる人、変わらない人 2

ここに2つの考え方があります。変わらない人は、結果の前には必ず原因があり。現在の私(結果)は過去の出来事(原因)によって決まると考えます。つまり震災というトラウマがあるから変われないと。変わる人は、過去の出来事から目的にかなうものとその手段を見つけ、目的を達成させようと考えます。つまり変わりたくないから震災というトラウマ(言いわけ)をつくり出したと。もし、人が変われる存在とするなら・・・ 前者は過去が変えられない以上、未来の自分は既定済みです。が、後者にはまだその可能性が残されています。このことを心理学者であり精神科医のアルフレッド・アドラー氏は、こう言っています。「いかなる経験も、それ自体では成功の原因でも失敗の原因でもない。過去の原因は解説になっても解決にはならない。未来は自分の経験によって決定されるのではなく、経験の与える意味によって自らを決定するのである。人生は困難ではない。あなたが人生を困難にしているのだ。人生はきわめてシンプルである」と。つまり、何があったかよりもどう解釈したかが重要であり、その後の自分を分けると・・・
Posted by 小林史人 at 12:00│Comments(0)