2014年09月20日
あのカフカもビックリ!

個性とは・・・page6
これについて登山家の竹内洋岳氏が興味深い話をしています。(竹内氏は地球上に14座あるという標高8000m以上の山、そのすべての頂を極めた日本人初のクライマーです)「知り合いの生物学者から聞いた話を引用しながらお話しますが、生きもの進化について、キリンが高いところのものを食べようと首を伸ばしていたら、生まれてきた子どものキリンの首が少し長くなって、さらに子どものキリンはまた少し長くなって・・・ というのは嘘。進化はトライ&エラーの繰り返しによって起こるものです。キリンであれば、少し首が長い突然変異がなぜか生まれて、そのキリンが環境に適応して生き延びて子どもを増やすことでキリンという種全体の首が長くなる。トライ&エラーが繰り返された中で環境に合ったものが生き延びたと。生きものは、種全体でトライ&エラーを繰り返しているんですね。そこで、突然変異ということを考えてみると、人間ほど個体差がある動物はいない。人間の一人一人が突然変異だと考えると非常にわかりやすいのではないか」と。
つまり、突然変異=個性?
Posted by 小林史人 at 20:00│Comments(0)