2014年11月17日

他人行儀な礼儀とは

他人行儀な礼儀とは

あなたには、毎日決まって挨拶をする人っていますか? 私は、コンビニの店長さん、交通指導員さん、保険代理店の社員さんに毎日挨拶をしています。でも、挨拶以上の間柄ではありません。京都生まれで、作家・スポーツライターでもある玉木正之氏は「京都祇園遁走曲」の中で、「祇園では会うごとに挨拶するので、学校に行くだけでえらい時間がかかって大変だった」と言っています。他人を家に上がらせない。外出はどんなに近くても着替えて出るというのが京都人。これほど本音と建前がはっきりしているところはありません。知っている・知らないは関係なし。ついでに親しさなんてもっと関係なし。とにかく目が合えば誰とでも挨拶をする。私のような田舎者から見たら、めんどくさ・・・ と思うところ。でも、このひと手間に意味があるようです。つまり、京都というところは、他人同士の集まりという意識が強いからこそ、けじめをつけた暮らしかたが要求されるのだとか。「1人がいい。でも独りはいや」という感じ。他人同士がゆるやかにつながるためには、こんな他人行儀な礼儀が必要なのかもしれません。

他人行儀な礼儀をもう1つ。確かに身なりを整えたところで人生が美しくなるわけではありません。ありませんが、汚い恰好をしていれば、多くの人を遠ざけてしまうのは世の常。もしかしたら、人生を失うことにもなりかねません。お金をかけなくてもいい。パーマをあてカラーをあて、流行のスタイルをキメなくてもいい。ちょっとえり足を整えるだけでいい。できれば月に一度。それで十分。それだけで品がよくなります。サクラはそんなお客様のためのお店になりたいと考えています。

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Posted by 小林史人 at 16:00│Comments(0)人生いろいろ
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