2012年10月29日

髪が傷んでしまったら?

できることは、2つ。

髪が傷んでしまったら?

ヘアカラーで傷めた髪。ドライヤーで傷めた髪。原因は違っても、傷んだ髪はみな同じ状態にあります。髪の構造は3層構造。よく「のり巻き」にたとえられます。

のり → 毛小皮(キューティクル)
ごはん → 毛皮質(コルテックス)
かんぴょう → 毛髄質(メデュラ)

どんな場合でも、はじめに毛小皮が損傷され、次に毛皮質、そして毛髄質へと傷みが進行していきます。一度、傷んでしまった髪を、元に戻すことはできません。髪は皮膚のように再生能力はありません。

できることは、2つです。

1つは、傷んだ部分をカットすること。
もう1つは、トリートメント(人工のタンパク質)で損傷部を補うこと。

ただ、トリートメントは髪の一部にはなりません。シャンプーをすれば、また流れ出ていってしまいます。だから、ずっと続けることが必須となります。

(補足)
皮膚の場合。ケガをして出血。それが固まるとかさぶたとなります。やがてかさぶたが取れて新しい皮膚が下からできあがります。でも、髪は自分で治す力を持ち合わせていません。正確には毛根は生きています。ただ、爪と同じように毛穴から生えている部分の髪は角化した状態にあり、その部分には神経もなければ再生する力もないのです。



Posted by 小林史人 at 13:00│Comments(0)
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