2012年11月20日

平凡な毎日にさようなら

平凡な毎日にさようなら

最近の「100yenショップ」の商品デザインには目を見張るものがあります。実用性をいちばんに考えながらデザインも兼ね備えています。個人的には、日常生活を豊かにすることは、とても大事なことだと思っています。ここで言う「豊かさ」とは、モノを所有しているということではなく、幸せを感じることができる心のありようです。特別の日のための特別の店ではなく・・・ サクラを創る時、じつはそんな思いがありました。そして、その思いをいろいろな形で表現できればと。カットは普段着の身だしなみを。(髪は1ヶ月に1cm伸びるので、襟足まわりを整えるだけでヘアスタイルの鮮度がよみがえります)待合スペースには雑誌ではなく単行本を。ニュースレターには0から書き上げたオリジナルコラムを。もちろん、押しつけはではありませんが。

たとえ、日常が繰り返す平凡な毎日であったとしても、時に髪を切れば気分が変わります。時に本や手紙を読めば心が動かされます。もっと感じるということが身近になれば、もっと刺激的な日常になるのではないでしょうか。お金をかけて、どこか遠いところへ、非日常を求める。確かに、それも刺激的なことだと思います。でも、たぶん、本当の豊かさって、そういうことではなく、特別な連続ではなくて、もっと、身近にあるもの、なにもない、なにも起こらない。そんな毎日の中に隠れているような気がします。大切な人や大事なもの。いちばん近くに、いるのに、あるのに、気づかない。そんなことってありませんか。

すみません、喋り過ぎました。本題は明日に・・・



Posted by 小林史人 at 11:00│Comments(0)
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