2014年07月24日
生きる知恵が学べる本

出家の覚悟 日本を救う仏教からのアプローチ
南 直哉 (著) アルボムッレスマナサーラ (著)
対談形式で内容は進んでいきます。仏教の専門知識は必要ありませんが、読み返さないと理解できない部分もありました。テーマは人生論に近く、人間の知恵がたくさん詰まっています。特に興味深かったのは、生きることに意味も目的もないと言っている点。奇しくも心理学者のアルフレッド・ アドラー氏も同じことを言っていました・・・
(以下、本文より抜粋)
私が小さい頃、母親は「お前は偉い」ということを一度も言いませんでした。「みんなと一緒だ」と言うのです。いいことをするのはいいのだけれど、それで特別だと思っては駄目だということなのです。アリ一匹も殺せないのです。「アリとお前は一緒だから」と言われて、「本当かな?」とじっと見ていると、本当に一緒なのです。
Posted by 小林史人 at
14:00
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