2015年01月31日
無理に1つにならなくても・・・

今日、アメリカ人のお客様から興味深い話を聞くことができました。↓↓↓
「東京に住んでいた時に、近くの公園にホームレスがいたのでびっくりしました。日本にはホームレスはいないと思っていた・・・ でも、もっとびっくりしたのは、ホームレスがみんな1つの所のいっしょにいたことです。アメリカのホームレスはみんなバラバラ。絶対、1つにところに集まらない」
日本人は「和を以て貴しとなす」という精神があるので、協調性をとても大事にします。でも、アメリカ人は人種もバラバラ。所得格差も大きい。とくれば、1つになろうという発想がそもそもない。逆に1つになったらヤバイことが起きるんじゃないかとさえ思っている節があるそうです。どっちがどっちという話ではありませんが・・・
ただ、最近、サザンの桑田さんの紅白歌合戦や年越しライブでの言動が話題になりました。日本は今や1億2000万総評論家時代。歌手・芸人・芸術家など何かを表現することを生業とする人にとっては、とても生きづらい時代だと思います。個人的には、みんな同じでなくてもいいのでは。無理に1つにならなくてもいいのでは。ゆるやかにつながっていれば、それでいいんじゃないかと。人生、長くやっていると、こだわりが強くなる人とこだわりが無くなる人とどちらかに分かれるといいますが、私は、どうみても後者。大抵のことはどうでもいいとさえ思っています。さて、あなたは?
こだわりと言えば・・・
サクラではカット1000円でも指名ができます! サクラは終日1人営業。曜日ごとに技術者が交代します。なので、あなたのご都合のよい曜日に、お好きな技術者をお選びください。
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2015年01月28日
今日、缶コーヒーをもらいました・・・

「コレ、よかったら飲んでください」
会計を済ませたお客様は店の外にある自販機から缶コーヒーを買ってきてくれました。
カットをしている間、警備員の仕事をしているこのお客様がこんな話を私に・・・
・道路工事の旗振りの仕事で安全靴のつま先を車のタイヤによく踏まれること。
・5年経つとこの業界ではベテランの部類に入ること。
・年末年始は神社の駐車場案内の仕事で休みが1日もなかったこと。
・本来は2人でするべき仕事。その日は会社の都合で1人で現場入りした同僚。その仕事で不慮の事故に遭い帰らぬ人となってしまったこと。
「なぜ、缶コーヒーを?」
理由は私にもわかりません。ただ、手渡された缶コーヒーが温かかったです。とても温かかったです。時に、理由なんてどうでもいいって思うことがあります。今日はそんな出来事でした。ありがとうございました。
ほっこりしたいあなたへ。
サクラの待合スペースには、いつも単行本が10冊程度おいてあります。以外にも好評です!ありがたいことに「良い本があるね」「面白い本があるね」とお声をいただきます。時にはタイトルをひかえる方や借りていかれる方、はてはここの本を読みたくてカットに来たという方まで。ひょっとしたら、1000円でカット+人生の大発見があるかもしれません。くだらない本からまじめな本まで。バランス感覚がウリです! ぜひ、あなたも手に取ってみて下さい。
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2015年01月25日
認めたくないけど認めざるを得ない本

セックスと恋愛の経済学: 超名門ブリティッシュ・コロンビア大学講師の人気授業
マリナ アドシェイド (著) Marina Adshade (原著) 酒井 泰介 (翻訳)
朝日新聞の1月5日付社説より。
「日本の現実は年収200万円以下の働き手が1100万人を超え、住民税が非課税となる低所得世帯の人が2400万人を数える。かつて日本経済を支えた中間層が細り、低所得層が増えた。それが、日本経済のいまの姿である」格差がますます広がり、わずかな富裕層や、アベノミクスで恩恵を受けている一部の大企業だけが「我が世の春」を謳歌しているだけ」
そしてまたお金持ちは、お金持ちと結婚します。貧乏人は貧乏人と結婚します。こうして格差はまた開いていきます。これも1つの行動経済学でしょうか。認めたくないけど認めざるを得ない。とても興味深い本でした。
(以下、本文より抜粋)
「工業国では、豊かな男が高い収入を得られるのは人的資源(学校教育)が高いからです。だから子どもにも将来のために高度な教育や技能を授けてやろうとします。そのための方法の1つは、やはり高技能の女性を妻にすることです。こうして工業化は質の高い女性を育み、彼らはより高い教育を受け、そうした女性の結婚市場における価値が高まりました。経済学的には要するに、一夫一婦制が主流になったのは、子どもたちの高等教育化・高技能化が質の高い女性の結婚市場での価値を高め、豊かな男にとってさえ複数の妻を持つことは難しくなったからです」
営業マンはえり足が命
認めたくないけど認めざるを得ないこと。人は見た目で判断してはいけない。世間ではよく言われることです。ことですが、わざわざ言うぐらいですから、ほとんどの人が人を見た目で判断しているということになります。真実はいつも逆にあります。まずはサクラでえり足を整えましょう。カット1000円のサクラなら毎月カットができます。
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2015年01月22日
ドキドキが止まらない・・・

今日は木曜日。仕事は午前中で終わりなので、ランチにカレーをと思い、行きつけのカレー屋さんへ。自動ドアの扉が開くと、「いらっしゃいませ」の女性スタッフの声。あっ、新しい人だ!? 次の瞬間、目が合い、思わずドキドキ。(そう言えば、コンビニで女性スタッフにおつりをもらう時。手を添えてくれる人がいます。その手が微かに自分の手に触れるとかなりドキドキします)
すみません、本題に戻ります。で、今回のドキドキは、この女性スタッフと初対面ということもあったのですが、それにくわえ容姿端麗。スタイル抜群。女優の吉瀬美智子さん似とくれば、まあ、誰でもドキドキくるはず。本当に吉瀬美智子さん似??? 本当です! これでも女性を見る目はあります。根拠はありませんが・・・ でも、じつはそれだけの理由ではありません。この女性スタッフ、接客がとてもしとやか・品があるんです。明らかにまわりのスタッフと違います。なぜ? どうして? 自分の中の疑問を解くために、その後もこの女性スタッフの動きを追うことに。こうなると目だけは完全にストーカーです。そして、「!」あることを発見。それは・・・
この女性スタッフ、じつは1つの動作を二つに分けていたんです。たとえば、
①あいさつをする時。あいさつをして、相手の顔を見て頭を下げる。
②相手を見る時。目線を移して、顔を向ける。
③電話を切る時。反対の手で電話を切って、受話器を置く。
これだけ!? と思うかもしれません。しれませんが、これは意識しないとできない動きだと思います。だからランチタイム、客席は満席。スタッフは大忙し。なのに、この女性スタッフだけは、仕事は速いのに、急いでいる感じが全然しない。プロの接客です。天は二物を与えるって本当かも。
うーん、にしても、この女性スタッフの前職が気になります・・・
微差はやがて大差となる。↑の女性スタッフのように。第1印象は重要です。特に清潔感。仕事で清潔感を出すコツは、月に1度、えり足を整えることです。なにより第1印象が良くなります。カット1000円のサクラなら毎月カットができます。
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2015年01月19日
信号機の数より多いものって?

今日、ご来店になった初老の男性のお客様がポツリ。
「それにしても、この街道には床屋さんや美容室がたくさんあるよね。こんなにあったらやっていくの大変でしょう・・・」
私は、大きくうなづきながら「はい、とっても大変です!」と元気よく苦笑い。きっと、あなたも同じことを思われていると思います。確かに、多い。否定はしません。で、どのくらい多いかというと、たとえば、全国のコンビニの数は約50000。それに対して美容室は176000、理容室は112000、合計で約290000。コンビニの約6倍あります。ちなみに全国の信号機の数は200000弱。これよりもまだ十分に多い。しかもこの理美容室の数は、総務省・厚生労働省・経済産業省でデータの取り方が違っており、↑の店舗数はいちばん少ない経済産業省のもの。我ながら、あらためて感心です。これでよく食べていけてるな・・・と。 どうみてもオーバーストアです。
くわえて、この質問もお客様からよくいただきます。
「どうして、1000円カットをやろうと思ったの?」
この質問には、いつもこうお答えしています。「これしかなかったからです」と。サクラはお陰様で、来月で6年目に入ります。ここまでサクラがこられたのはお客様のご愛顧とこの業態にあると思っています。もし、私がマーケティングをかじっていなければ、私は自分の好きなようなメニューで好きなようなお店を作っていたと思います。でも、サクラに関してはそうはしなかった。それは、以前それで失敗した経験があったからです。
ある有名なマーケティングの先生はこう言っています。
「オファーを受け取る側の人たちについて、できる限り情報を集めてから、オファーを作ること。実際、極端な例を挙げれば、最初にリストを研究してから、新製品やオファーを作る通販会社もあるのです。彼らはまず、リストをいくつか選んで、そのデモグラフィックス(人口統計)を徹底的に調べ上げます。その上で、最適のリストを選んでから、最後に、そのリストにぴったりの製品やオファーを作り始めるのです」
自分の好きなことが好きなやり方でできるのは、シェアが1位、NO1のところだけです。それ以外は差別化を考えなければいけません。いわゆる弱者の戦略です。だから、最初は立地から入りました。自分の目と足で探し確認をしました。そして何か所かあった候補の中から羽鳥という地域を選択しました。私にとって羽鳥はとても魅力的な町です。次に、ここで商売をするにはどうしたらいいのか? つまりお客様のことを考えたのです。そこで出てきた答えが、今のサクラです。キーワードは戦わないこと。長く続けられること。この2つでした。
早い!安い!うまい!
「オレなんか2週間に1度は行くかなあ。なんてたって、早い!安い!うまい!3拍子揃ってるからね。牛丼屋じゃないよ、頭の話だよ。丸坊主だからちょっとのびると気になって気になって。ほら、1000円でカットしてくれるところだよ、何て言ったけ、あの店。あっ、そうそうサクラだよ」
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