2012年11月04日

気になるデータ

年代別平均貯蓄額。世間のお金事情がわかります。



2010年家計の金融行動に関する世論調査(2人以上世帯調査)(金融広報中央委員会)から、年代別のデータをご紹介します。ただ、平均貯蓄額(平均値)で算出してしまうと、全体の約7割の世帯が、この平均貯蓄額を下回ってしまいます。これは一部のお金持ちが金額を押し上げているためです。そこで、より現実感を出すために、貯蓄額の低い世帯から高い世帯へと順に並べたとき、中央に当たる世帯の貯蓄額(中央値)も掲載しております。ご参考までに。

20代 貯蓄なし29.9% 平均値468万円 中央値56万円

30代 貯蓄なし24.9% 平均値382万円 中央値196万円

40代 貯蓄なし23.1% 平均値791万円 中央値360万円

50代 貯蓄なし22.2% 平均値1166万円 中央値500万円

60代 貯蓄なし20.9% 平均値1730万円 中央値850万円

あの渋沢栄一氏曰く、「お金は貯めるものではなく、貯まるもの」
お金は使う(投資)ことに、その意義があり価値があるということでしょうか。
  

Posted by 小林史人 at 19:00Comments(0)