2012年11月21日
美容室の広告でアートを利用する方法

アブソルート(Absolut Vodka)という名前をご存知でしょうか。たぶん、知っている方はお酒が好きな方だと思いますが、V&S社(スウェーデン)から販売されているウォッカのブランドの1つです。ここの広告戦略はアートを上手に取り入れています。ウォッカの瓶をキャンパスにしてアート作品を仕上げるという手法で、今では多数のアーティストがこの広告に参加する一大キャンペーンに成長しました。過去には、ポップ・アートの旗手として知られるアンディ・ウォーホルや、デジタル・アートの鬼才、ローレンス・ガルテル、画家のビル・バーミンスキなど総勢300以上ものアーティストが参加しています。
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で、やっと本題です。じつはサクラ羽鳥店、道路に面している側がすべてガラス張りです。オープン前からこの部分をどうしようかとずっと悩んでいました。そのままでは、日差しが入りすぎるし店内が見えすぎる。かと言ってロールカーテン等では外から見たときに味気ない。結局、今はハサミをデジカメで撮って、それをPhotoShopで加工してポスター(A1サイズ×3)にしています。
でも、本当はやりたかったことが1つあって・・・
ガラス面を無償で提供するかわりに、アートやデザインを勉強している芸術家の卵のみなさん(デザイン専門学校の生徒さんや大学・高校の美術部の生徒さん)にお願いして、ハサミをモチーフにアートポスターを作ってもらおうという企画です。
で、いろいろな人に見てもらいたい。スーパーに買い物に来る人。信号待ちで立っている人。自転車で通り過ぎる人。別にサクラのお客様でなくてもいいんです。町がもっと明るく楽しくなれば。お店には、そんな責任もじつはあるような気がしています。その中で唯一こだわるのは、ハサミをモチーフにするということです。同じカット専門店をPRするにも、アートにしたほうがもっと楽しく・ワクワクできると思うんです。もちろん、これが直接売上に反映されるかと言えば、たぶん、NOだと思います。思いますが、これも含めてサクラという店なんだと思ってもらえれば、結果的に他店との違いになると思っています。それにこの業界の人は、表現者でありながら、技術者でありながら、あまりこういうことをやらないので。だったらやってみるのも面白いかなと。そう言って、3年が経とうとしていますが・・・
デザイン専門学校の生徒さん、大学・高校の美術部の生徒さん、ご連絡をお待ちしております。 笑)
Posted by 小林史人 at
12:00
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