2012年11月25日
生きるのが辛くなったときに読む本

人生はあきらめるとうまくいく
ひろさちや(著)
度々、このブログやサクラのニュースレターにも書いていることなのですが、世の中で正しいこと、こうしなければいけないことって、じつはそんなに多くないのではと思っています。1つを得れば1つを失う。表があれば裏がある。新しい便利は新しい不便を生み、どんなに良いことでも必ず副作用がある・・・ これを解決するための唯一の方法。それが、「あきらめる」ということ。せっかく文明が進んで、1時間かかっていた仕事が30分でできるようになったのに、人は余った30分でまた仕事をしようとする。人の欲にリミッターは効かないようです。そんな生活に息苦しさを感じたとき、ぜひ、読んでもらいたい一冊です。ぽっかり空いた胸の奥にストンっと入ってきます・・・
(以下、本文より抜粋)
プレーノフというロシアの歴史家が言っています。「歴史における個人の役割にはたいした意味はない。人は生まれ、苦しみ、そして死にます。これが人間の歴史です」と。私は「人間の絆」を読んで、人生が無意味だと知り、スカッと楽になりました。
Posted by 小林史人 at
16:00
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